◎ このたびの、ピロール農法についてのお問い合わせに感謝申し上げます。
◎ 数ある、農法のなかよりピロール農法に関心をいただき誠にありがとうごさいます。
◎ 新しい発見が、ピロール農法でみつかっており、農薬分解能力をはじめ、トリハロメタン分解に
加え、このほど、あの史上最強の猛毒とされる、ダイオキシンまでもが、ピロール土壌の中では
減少するということがわかってまいりました。(97年8月)
ピロール農法の歴史
私どもでは19年前より、この農法に取り組んでまいりました。当初は、あまりにも、従来のものと発想が異なるために、関係各機関(JA・指導普及所など)や、生産者農家各位にも受け入れられませんでした。
が、・・私の家も農家でごさいますので、自分で試験することにより好成績を得ることかでき、少しずつ少しずつ広まってまいりました。
ピロール農法の前身は、「エルゴンFBC農法」として、約10〜11年を過ぎました。
従来より、生産されました作物・商品に『ピロール米』『ピロール野菜』『ピロール茶』『ピロールりんご』『ピロール酒』『ピロール卵』と命名しておりました関係で、わかりやすいように、『ピロール農法』と称するようになってきております。
ピロールの名前の由来
そもそもピロールの正式名称は、選択培養基『ピロールエルゴン』といいます。
ピロール・・とは、日本語がありませんが、分子記号です。(詳しくは、ビロール農法の本を)あえて、申しますならば 「有機物のもと」とでもなりましょうか。
エルゴン・・とは、ギリシャ語で「生き生きとして、仕事ができる。活力旺盛なことの意味です」
ピロール農法は、ピロール資材を使用します。(ピロール農法について(1)を参照)ピロール資材を田畑などに施用しますと、ラン藻の発育が活発になります。
ピロール資材は、このラン藻を発生させ、ラン藻に生き生きと働いてもらうための『餌(えさ)』しかも、ラン藻にとりましてはとってもおいしい『餌』なのです。
ラン藻について
ラン藻とは、最も原始的な植物(原核生物・細菌)であり、約30億年前に、光合成を行なう最初の生物として地球上に誕生しております。核がなく、葉緑体のないもっとも下等な藻類で、単細胞か糸状体の形で存在し、光エネルギーを利用してCO2(二酸化炭素)などから有機物や酸素を造り出すことが知られている。約1500種類ほどあると言われます。
ピロール資材の特徴
ピロール資材による、ラン藻は独立栄養微生物により、特定の有効成分が加えられ、それが植物の成長に役立ち、かつ植物内のカルシウムなどの成分が増加します。
ピロール資材による、ラン藻は、紅(赤)色・緑色を色素として発生させ、これらはそれぞれ別種の藻類で別々の異なった栄養物を生成して植物に与えることができるのです。
従来の微生物農法のほとんどが、あるもの(微生物・酵素・細菌類など)を添加、あるいは発酵・混合の形をとり、それを北海道から沖縄まで散布(施肥)するという形態であるのに対し、
ピロール農法では、貴下の施肥される土壌(田畑)に既に生存している、ラン藻を蘇らせる・・という形態ですので、無理がなく最も土壌にやさしい安全・安心・自然な農法なのです。
なんら、発酵させるとか、微生物を希釈投入するとかはございません。
ピロール資材は、水田では、6月中旬(5月初旬田植えとして)と、7月中旬に60キロの散布をしていただきます。(計2回で120キロを施肥)機械散布も可能です。土にすき込む必要はありません。
ハウス・畑作では、元肥として反当たり200キロ〜300キロを、施肥します。
すき込むことが大切です。水分を必ず必要としますので、十分な水分を与えてくださるようお願いします。連作が可能となります。
果樹では、反当り(300坪)7〜8袋(140〜160キロ)を果樹のまわりに6月ごろに施肥します。土にすき込む必要はありません。
ピロール資材は、90〜95%が有機物を投入して製造されています。
ピロール資材は、下記のような(一般的な表現での表示によりますと。100g)成分となっております。
|
N(窒素) |
P(P205 燐) |
K(K2 力リ) |
| ビロール A |
1.0% |
1.3% |
0.5%未満 |
| ピロール B |
1.2% |
1.7% |
0.5%未満 |
| ビロール C |
1.3% |
2.4% |
0.5%未満 |
ピロール農法では、あまりこの成分の、多い少ないは関係ございません。
ラン藻が繁殖しやすい状況にするために、よい状況のものを分析をしましたら、たまたま上記のような結果になっているというだけであります。
と申しますのもピロール農法では、空中窒素固定菌も繁殖してきますので、あまり窒素というのは、多く必要としておりません。
ピロール農法は、有機物を主原料としております。
(普通の有機物・堆肥などを施肥されますと、一般に言われます腐敗発酵の過程において、二酸化炭索秦などのガスが発生して、根腐れなどの原因になりますが、ピロール農法のピロール資材は、発酵をおこなわず、むしろ酸素を発生するという離れ業をしてくれますので、根腐れは起きないのです。
《従来の農法は、分解型ですが、ピロール農法は、合成型なのです。》
ピロール資材は、PH(ペーハー)が、11と大変高い値なのですが、作物になんら支障はきたしません。15年前にお茶栽培試験場の、おえらい役人さんが『こんなものを入れたら、お茶は全部枯れてしまうぞ・・』と言われたのを、今もまだ、お役人は同じことを言っておられるようでこさいます。(しかし、97年度全国お茶品評会において、ピロール茶が日本一に!)
ピロール米など、作物でペーハー 値やカルシウム等の含有量を基準にして、作物の善し悪しを唱えはじめたのも、ピロールがはじめてのことです。
※いろいろなお問い合わせにお答えする形での文章を記しましたが、なにぶんにも、あまりにも初めてという発想がありますので、かなり、頭のなかを整理していただかないと、信じられない・・となるようでございます。しかし、いったん理解されますと、こんな楽に農業ができたのに・・いままで何をしてきたんだろう。あんなに迷い、悩んでいたのに・・・と。60年来の悩みが一掃できました・・・などの、お喜びの手紙が届くのが大変楽しみとなってまいりました。
※農家・お店・消費者の皆様に喜ばれますピロールになりたいと、努力してまいります。 |